札幌市内でO157など腸管出血性大腸菌の感染者が急増し、5月末時点で前年同期比2・6倍の41人の陽性が確認された。5月にバーベキューで加熱不十分な肉を食べたことが原因とみられる集団感染が複数発生したため。市が感染への注意を呼び掛けている。

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腸管出血性大腸菌はO157のほか、O111、O26などがあり、牛などの家畜の体内に生息。菌に汚染された肉を十分に加熱せずに食べるなどすると下痢や血便の症状を引き起こし、死に至るケースもある。

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