元秘書に「お前バカじゃないの」…石崎元衆院議員、一部の暴行・暴言認める
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石崎徹・元衆院議員による暴力や暴言で精神的苦痛を受けたなどとして、元秘書の男性が慰謝料など約１０００万円の損害賠償を求めた訴訟の口頭弁論が１５日、新潟地裁（坂本浩志裁判長）であった。石崎氏と元秘書への尋問が行われ、石崎氏は一部の暴行や暴言を認めた。
元秘書は尋問で、石崎氏から暴行や暴言を受けた状況を説明。暴言はほぼ毎日浴びせられていたと語り、「怒りを抑えるのがつらかった。これが秘書の仕事かと思うとむなしかった」と振り返った。
石崎氏は略式命令を受けた２件の暴行や、元秘書のレコーダーに録音されていた「お前バカじゃないの」などの発言は事実と認め、「同志という思いで一緒に頑張ってきた。心からおわびしたい」と述べた。ただ、ほかの暴行や暴言は「事実と違う。公平公正な判断をお願いしたい」と語った。
