中国海軍3隻目の空母が進水 カタパルト採用
https://www.asahi.com/sp/articles/ASQ632TVBQ62UHBI031.html?iref=com_7_03

上海の造船所で17日、中国海軍の空母進水式が行われた。中国国営中央テレビ(CCTV)が伝えた。
旧ソ連の空母を改修して2012年に就役した「遼寧」、初の国産空母で19年末に就役した「山東」に続く3隻目となり、「福建」と命名された。
24年以降に就役する見通しで、米海軍の空母打撃群と同様に「任務、訓練、整備」のローテーション態勢が整うことになる。

CCTVによると、福建の排水量は約8万トン。米軍の主力空母に劣るが、フランスの原子力空母「シャルル・ドゴール」より大きい。
海軍の主力戦闘機「殲15」が40機以上搭載可能とみられる。

 これまでの2隻との最大の違いは飛行甲板で、甲板先端がそり上がるスキージャンプ方式ではなく、推進装置で艦載機を発進させるカタパルトを採用した。
衛星写真では3基のカタパルトの装備が確認できる。