ロシア軍、部隊編成が難航か 英分析、進軍鈍化要因に

 【キーウ共同】英国防省は16日、ロシア軍が全域制圧を目指す東部ドンバス地域(ルガンスク、ドネツク両州)で、通常600~800人の兵士で構成される大隊戦術群を30人程度で運用するなど、深刻な人員不足から部隊編成が難航しているとの分析を発表した。戦車の数などで優位に立つロシア軍の進軍が鈍る要因となっている可能性があると指摘した。

英国防省は、ルガンスク州の要衝セベロドネツク市でロシア軍が主要な三つの橋を破壊したことに関し、ウクライナ軍の大半は市外に撤退したものの、残った部隊や民間人にとって「極めて困難な状況」が続いているとの見方を示した。

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