「Z」を「悲劇と悲しみの象徴」と発言の元クリミア検事長、ロシア連邦機関要職から解任か

ロシア通信などは13日、2014年にウクライナ南部クリミアを併合した際に、同地域の検事長だったナタリア・ポクロンスカヤ氏が、連邦機関の要職から解任されたと報じた。本人も13日、プーチン大統領による辞令を自身のSNSに掲載した。

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ポクロンスカヤ氏は、30歳代前半で検事長となったほか、プーチン政権与党の下院議員となるなど注目されてきた。しかし、侵攻を巡ってロシアと距離を置く発言が目立ち、ロシア語の独立系メディア「メドゥーザ」は、同氏が露軍支持を意味する「Z」の文字を「悲劇と悲しみの象徴」と発言したことが問題視されたとの見方を示した。