ムロツヨシ 自身のキャラに心境複雑「職業・ムロツヨシがそろそろ限界」

俳優のムロツヨシ(46)が17日放送のTBS「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」に出演し、
自らのキャラクターについて本音を漏らすシーンがあった。

明るいキャラで抜群の好感度を誇るムロ。番組MCの中居正広から「優しくて面白くて
怒らなそうってイメージがポピュラー。何を楽しみに生きているんですか?」と質問されると
「お酒かな」と返し、笑った。

下積み生活が長く、「37歳」まで役者として「食べられなかった」と告白。
後輩に食事を奢れるようになって、嬉しかったと振り返った。

ムロに関する街頭アンケートでは「闇が深そう」との意見もあった。これに本人は「闇というより
職業・ムロツヨシをやっていたので。決めたんですよ26歳の時に」と打ち明けた。

職業・ムロツヨシに関して「あまりにも仕事がなくて。自分のいい部分、明るい部分を
(出していった)。コミュニケーション能力がそこまであるわけではないけど、
そこをあるというふうにしちゃって。

自分を売り込んで、自分は仕事に飢えてますって。いろいろやって」と説明。
努めて明るく振る舞い、周囲から声をかけられやすい環境を作っていたという。

ドラマの宣伝のためバラエティー番組に出演する際は「シュッと構えていたいんです」と
希望を口にし、「それだと誰も見ないわけで。職業・ムロツヨシをやっていると、どうしても
明るい部分が…」と続けた。

一方で「職業・ムロツヨシが僕もそろそろ限界に近付いているのは分かるんです」とも話し、
「自分がそれに飽き始めたらやめなきゃなと思うので。こういうところ(バラエティー)でも
シュッとし始めようかなって思っている昨今です」と、悩める心情を明かした。

これに対して中居は「もうムリだよ。俺も、もうシュッとできないもん」とポロリ。
ムロは「自分でも自分の表現の仕方が難しくなってきました。人前で話すことが日々
怖くなってきましたけど。賑やかムロがあんまり出すぎるのもなぁと思っても、
落ち着きはできないけど」と複雑な様子だった。
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