ディマンドプルインフレ(需要増インフレ)は経済成長とセットで発生する良いインフレ
財政出動・消費税減税・所得増加は国民の消費能力を高めて需要を上げるのでディマンドプルインフレ(好景気・経済成長)の要因になり得る

コストプッシュインフレ(供給減インフレ)は不況、スタグフレーション、ハイパーインフレの原因になるので良くないインフレ
特に戦争や災害などの外的要因のコストプッシュインフレは基本的にコントロールできないので危険
ロシアへの経済制裁、アメリカの利上げによる円安は、外的要因によるコストプッシュインフレと言える

現状のコストプッシュインフレの影響を考慮して国のインフレ目標率2%の目安は変更する必要はあるかもしれないが
ディマンドプルインフレを喚起しようとする方針を変更する必要はないと思う