>>48
例えば「ありがとう」という言葉がある語源を見れば「有り難し」「有る」ことが
「難しい」ということで「めったになく貴重である」といった意味を表し中世では
仏教思想の伝来とともに神仏への感謝の言葉となり江戸時代から一般的に成ったと
思われる(ポルトガル語の「オブリガード」から来ているという説があり挨拶語へ)
確かに今現在我々がよく聞く場面はコンビニなどの接客業での挨拶である
しかし我々が本気で「ありがとう」と口にする場面は本当に感謝すべき他者との
永遠の別れであろう
そのとき口に出るのは本来の挨拶である「さようなら」ではなく「ありがとう」
という言葉が無意識のうちに口から出るこのとき出た言葉を心に刻めればどの様な
困難や境遇であろうが我が人生として受け入れる用意が出来ると思う
それは我々日本人が日頃よく使い慣れ親しみ最高級の言葉として意識下に置いている
から可能な訳で日常でその様な風習が無い世界では全く言葉としての力はない