ダニエル・クレイグ、女性の新007を否定。

ダニエル・クレイグは、「ジェームズ・ボンドと同等に優れた役」を女性や有色人種の俳優達に用意するべきだと考えているそうだ。10月1日より日本公開する最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』を最後にジェームズ・ボンド役を降板するダニエルは、女性が後任を務める可能性を否定した。

『ラジオ・タイムズ』誌のインタビューで、007役に女性がキャスティングされることを支持するかどうか尋ねられたダニエルは、「その答えはとてもシンプルだ。ただ単に女性や有色人種の俳優には、もっと良い役が用意されるべきだよ。もしジェームズ・ボンドと同等に優れた女性向けの役があれば、どうして女性がジェームズ・ボンドを演じる必要があるだろうか」と答えた。

以前より女性のボンドを望む声が上がってはいるものの、プロデューサーのバーバラ・ブロッコリはボンドを女性に変更する予定はないとの意向を明らかにしている。
また『007』シリーズでM役を演じた唯一の女性であるジュディ・デンチも、ジェームズ・ボンド役に女性が選ばれるべきではないという考えを語っている。

https://www.vogue.co.jp/celebrity/article/daniel-craig-james-bond-should-stay-male-character