維新ぎらいより、立憲ぎらい!? 参院選「無風」は野党の責任ちゃうんかい! 大石あきこ×鮫島浩
大石
政治家は、自分の主張を堂々と発信するべく、選ばれて国会に送り出されていると、国民としては期待したいじゃないですか。でも、多くの政治家の仕草を見ていて、政治家も「組織人」やなあと、つくづく思います。特に立憲民主党の候補者とかね(笑)。組織のほう見て日報ツイートしとるだけやろ、みたいなおもろないツイートばっかりの人とか。こんな人たちが政治家やるくらいなら、私がやったほうがまだおもろいんちゃうかと思ったのも、政治家を志した理由の一つです。
私が勝手に「立憲仕草」って呼んでるんですけどね。例えば、「今日、どこそこの会合でご挨拶させていただきました」「今日はルーチン訪問でした」とかを写真付きで、毎日ツイートしてる候補者がいて。「盆踊り行ってきました」って現職議員もいましたね。どんな主張をしたのかは一切書いていない。いやそれ、上司への報告やがな。そんなもんはメールでやれよ、と。しかも「ルーチン訪問」されたほうも、ツイッター見たら「あ、私、ルーチン訪問されたんや」ってなって気ぃ悪いわ(笑)。
鮫島
そっくりです。それらの仕草は、日本の「リベラル」と呼ばれてきた勢力がどういう人たちなのかを問うてます。つまり、個々人の力が弱い。私も主義主張はリベラルだと思いますが、それでも立憲の政治家より、意見の合わないはずの自民党の政治家のほうが会うと圧倒的に面白い。なぜなら、自民党の政治家は批判をすると、僕を取り込もうとしてくるからです。逆に、立憲の政治家は批判すると怒るんですよ。