水戸市7・10は「納豆の日」全会一致で「納豆」条例可決 年間購入額5年連続トップ逃し危機感
茨城県の水戸市議会は21日、本会議を開き、「水戸市納豆の消費拡大に関する条例」案を全会一致で可決した。「なっとう」の語呂に合わせ、7月10日は市独自の記念日「納豆の日」になる。
納豆の産地として全国的に知られる水戸市だが、総務省家計調査によると、2021年の世帯当たりの年間納豆購入額は6041円で、福島市(6157円)、山形市(6111円)に及ばず3位。2016年を最後に5年連続して全国トップの座を逃している。
危機感を強めた市議11人が「納豆の積極的な消費拡大を図り、市内産業の活性化及び市民の健康の増進に寄与すること」を目的に、条例案を共同提案していた。採決では与野党問わず、27人全員が起立・賛成した。
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