イギリス人「遅延して予算超えの地下鉄開通したわ。政府は「遅延はよくあること」と開き直ってる。もう駄目だよこの国」 [836915138]
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<ロンドンの地下鉄「エリザベスライン」が華々しく開通し、
イギリスは称揚ムード。予算は何十億ポンドもオーバーし、
当初の予定から3年半も遅れているのが実態なのに、文句でも言うと「否定論者」のレッテルが貼られる>
イギリスで行われる大規模工事プロジェクトは、笑えるほどに予想どおりな展開になる。華々しく計画が発表され、スケジュールに遅れが発生し、
予算をオーバーし、ついに完成した時には大成功だと称えられる。偉大な国に「ふさわしい」ものが出来上がった、と。
完成後もまだ遅延だのコスト増だのに文句を言っている人は、
「否定論者」とあしらわれる。僕が特に気に入らないのは、
政府や建設会社といった当事者たちが、大規模プロジェクトはいつだって
予算を超えてしまい遅れてしまうものであり、そんなこと
「誰でも分かっている」などと開き直ること。それなら最初から、
希望的観測の最高のシナリオをさぞ実現可能であるかのように
提示するのでなく、もっと現実的な予算やスケジュールを発表すべきだろう。
https://www.newsweekjapan.jp/joyce/2022/06/post-245.php
イギリスのウェンブリー・スタジアムは典型的な例だ
(旧スタジアムを取り壊してこの新スタジアムが完成するまでの2002〜07年の間、サッカーイングランド代表チームにはホームスタジアムが存在しなかった)。
ロンドンオリンピックの会場になった数々の施設は実際のところ期限内に完成したが、
コストは当初の推定金額の3倍にまで膨れ上がった。
https://www.newsweekjapan.jp/joyce/2022/06/post-245.php
そして今回、新たにロンドン地下鉄「エリザベスライン」が、予算を何十億ポンドもオーバーし、
予定を3年半遅れて開通した――あるいは、「ある意味で開通」をした。
「クロスレール」の名で知られるこのプロジェクトは、終着駅で乗り換えたり地下鉄に移動したりしなくてもロンドンを横断できる、
という構想のはずだった。
https://www.newsweekjapan.jp/joyce/2022/06/post-245.php
エリザベスラインは「ある意味で開通」と言ったのは、まだ未完成の区間があって完全には開通できていないからだ。
新たな電車も路線もできたが、今後まだ1年かそこらは乗り換えが必要で、これではまるで期待外れだ。にもかかわらず、
この事業の素晴らしさが強調された。「大聖堂みたいな」新駅舎、高い技術水準......。
そして少なくとも、エリザベス女王の在位70周年を祝うプラチナ・ジュビリーの祝賀行事にはちょうど間に合ったじゃないか、と。
お決まりのパターンには、たいていちょっとした特徴がある。このエリザベスラインの場合、当初の完成予定(2018年)は
開通予定の数週間前になって突然、ボツになった。まるで彼らはずっと予定通りに完成できると考えていて、
最後の最後の瞬間になってようやくあと4年必要だと気付いた、とでもいうかのようだ(明らかに、コロナ禍が遅れの一因ではある)
https://www.newsweekjapan.jp/joyce/2022/06/post-245_2.php
僕はいろいろとため込むたちだから、延期が発表される前の笑える雑誌記事をまだ取っておいてある。
そこには、このエリザベスラインが完成したらイギリスにとって信じ難いほどの偉業になるだろう、と書かれている。
公平のために言うと、記事の書き手は「もしも万が一、予定通りに完成したら、の話だが......」と前置きしてはいるが。
理論上は、クロスレールはエセックス(僕の住む街で、ロンドン東部に位置する)からロンドン西部のヒースロー空港までをつなげてくれるから、
僕にとってはかなりありがたいものになるはず。でも、まだそうなっていない。たまたま、僕の友人たちが近々アメリカからやって来るのだが、
クロスレールが期限どおりに完成していたら、道中ほとんど乗り換えなしの1本の電車で済んだのにね、
と彼らに言いたかっただけにがっかりしている。でも、本当ならそうできるはずだったのに、という話を聞かされてもムッとするだけだろうから、
僕は黙っておいた方がいいだろう。それに、イギリスに到着したばかりの人に、僕の国ってしょせんこんな国だ、と話すのも気まずいものだ。
https://www.newsweekjapan.jp/joyce/2022/06/post-245_2.php >>「否定論者」とあしらわれる
空気読めという言葉はないけど
似たような概念確実にあるだろ欧米 「スケジュールに遅れが発生し、予算をオーバーし、ついに完成した時には大成功だと称えられる。」
ブレグジットもめたのも別にいつものことだったんじゃん ここで騒がないのを高民度と都合よく解釈する国あるらしいっすよ コロナ禍のビックプロジェクトの遅延は許してあげろよ >>9
バリバリあるよ
アメリカとか同性愛賛成なんかしたらリアル石投げられてもおかしくない地域とかあったりする 流石大日本帝国のお手本の国だわ
東京オリンピックも負けてないけどな >>9
どこでもあるよ
イギリスの場合は階級と訛りというもっと社会に強固な階層としての空気があるよ アメリカでは胸元の肌面積が大きくても何も言われないけどミニスカだとビッチ扱いされてて、車が右側通行か左側通行かの違いだなと文化を面白く感じたもんだ
どこの文化も似てるし、違ってる >>9
read between the linesという表現はある まあ、期待されていなかったのに意外と需要が伸びた大江戸線の例もありますし
スカスカだった南北線も延伸でマシになってきた ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています