県内では21日、あわせて286人が新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されたと発表されました。
先週の火曜日と比べて3人増えています。

年代別では、「10歳未満」と「10代」が全体のおよそ48%を占め、若い世代の感染が依然として広がっています。

自治体別では、佐世保市で60人、長崎市で59人、諫早市で53人、大村市で31人、五島市で20人、新上五島町で12人、雲仙市で10人、松浦市で9人、島原市と長与町でそれぞれ8人、平戸市、西海市、南島原市でそれぞれ3人、壱岐市、時津町、東彼杵町でそれぞれ2人、波佐見町で1人となっています。

新たな感染者の集団=クラスターも発生しています。

▽松浦市の児童福祉施設で園児と職員あわせて9人、▽長崎市の民間児童福祉施設で関係者8人、▽佐世保市の市立学校で関係者8人の感染が確認されました。

すでに確認されているクラスターでは、新上五島町の保育園では、園児と職員あわせて4人の感染が新たに確認され、保育園での感染者は24人に上っています。

平戸市の高齢者施設では、利用者1人の感染が確認され、感染者はあわせて14人になりました。

県はマスクの着用について、基本的な感染防止対策として重要だとする一方、熱中症予防の観点から、屋外で着用の必要がない場面では、マスクを外すことを推奨するとしています。

また、手や指の消毒やこまめな換気といった感染対策の徹底を継続し、体調が少しでも悪い場合は、外食や会食を控えて速やかに電話で医療機関に相談するよう呼びかけています。

新型コロナ 新たに286人感染 10代以下が半数近く占める
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20220621/5030015050.html