2018年に岩手県立不来方高校のバレーボール部に所属する男子生徒が自殺した問題で、県教育委員会は24日、複数の部員に不適切な言動をしたとして、当時の顧問で45歳の男性を懲戒免職処分としました。

24日付けで懲戒免職処分となったのは、元・県立不来方高校バレーボール部顧問で総合教育センター研修指導主事の45歳の男性です。
この問題はバレーボール部に所属する新谷翼さん(当時17)が自殺し、遺族が「顧問による行き過ぎた指導が原因」と訴えていたものです。

教委によりますと、男性は顧問を務めていた2015年度から2018年度にかけて複数の部員に対し「使えない」、「バカ、アホ」などの発言をしたということです。
新谷翼さんに対してはさらに、「背は一番でかいのにプレーは一番下手だな」、「そんなんだからいつまでも小学生だ、幼稚園児だ」などの言葉を浴びせていました。

男性は「叱咤激励や気合を入れるつもりだった。申し訳ないと思っている」と話しているということです。

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