https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20220622/2000062585.html

京都 清水寺 100本のトランペット

京都の世界遺産、清水寺で21日夜、世界平和などを願って100本近いトランペットによる演奏が披露されました。

この催しは国内の音楽愛好家で作る実行委員会が毎年この時期に世界各地で行われるイベント、「音楽の祭日」にあわせて企画しました。
21日夜は、京都市東山区の清水寺の奥の院におよそ90人のトランペッターが集まりました。
そして、「清水の舞台」に向かって一斉にファンファーレの演奏を始めると大きな音色が響き渡りました。
そして、「アヴェ・マリア」や「見上げてごらん夜の星を」などあわせて9曲が披露されました。
21日夜の京都市は雨が降り続くあいにくの天気でしたが、舞台の奥に集まった200人余りがライトアップされた幻想的な雰囲気の中、息の合った演奏に聞き入っていました。
滋賀県から訪れたという50代の女性は「心にしみいりました。音楽を通してみんながつながっているような印象をもちました」と話していました。
また、ロシアから京都に留学している20代の女性は「とても素敵な曲でした。ウクライナとの戦いもはやく終わってほしいと思います」と話していました。