山形県内の去年の出生数 初めて6000人を下回る

去年、県内で生まれた子どもの数はおよそ5900人と、初めて6000人を下回ったほか、出生率や婚姻数も最も低くなってことが厚生労働省の調査でわかりました。

これは、厚生労働省が毎年行っている人口動態調査で明らかになりました。

それによりますと、去年、県内で生まれた子どもの数は5898人で、前の年より319人減り、13年連続の減少となりました。

県のデータがある昭和22年以降で6000人を下回ったのは初めてです。

また、1人の女性が生涯に産む子どもの数の指標となる「合計特殊出生率」は、去年、県内は1.32で、前の年より0.05ポイント下回り、今の統計方法になった昭和57年以降で最も低くなりました。

さらに、去年、県内で結婚した夫婦は3386組で、前の年より144組少なくこれまでで最も低くなりました。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/20220620/6020014171.html