教員不足 岐阜県内30の公立学校計33人 

学校現場での教員不足が課題となる中、岐阜県内では5月1日の時点で、30の公立学校で教員が足りない状況になっていることがわかりました。
計33人が不足していて岐阜県教育委員会は、影響がでないようにするため臨時の教員を確保するなど対応を急ぐとしています。

岐阜県教育委員会によりますと5月1日の時点で、県内のあわせて30校の公立学校で教員が定数に満たず、計33人の欠員が生じているということです。
内訳は、小学校が13人、中学校が3人、高校が13人、特別支援学校が4人となっています。
臨時教員の採用などで今年度が始まった当初よりも欠員は8人少なくなったものの解消には至らず、担任を持っていなかった教員が急きょ担任を兼ねるなど現場での対応を続けているということです。
県教育委員会では教員免許を持つものの、現場を離れた人たちに臨時の採用に応じてもらうよう働きかけるなど人材の掘り起こしを進め教員不足の解消を急ぐということです。
岐阜県教育委員会教職員課は「いま生じている欠員の補充を進めるとともに、教員の働き方改革など魅力の向上も図り、根本的な教員不足の解消にも取り組んでいきたい」としています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/20220624/3080009129.html