https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20220625k0000m040017000c.html

 特別支援学校の生徒2人に対して、額や頭頂部などを平手でたたく体罰を加えたとして、北海道教委は帯広市内の特別支援学校の女性教諭(56)を減給3カ月の懲戒処分にした。23日付。女性教諭は「体罰の認識はなく、指導の一環」としつつも、「たたくべきではなかった」と話しているという。体罰は学校教育法で禁じられている。

 女性教諭は2021年6月ごろ、教室で給食の準備中の女子生徒に「遅い」という理由で「早くしなさい」と言いながら後頭部を平手でたたいた。また、この生徒に11月、授業中に指示した作業を行っていなかったとして、頭頂部を平手でたたく体罰を加えたこともあった。

 女性教諭は21年9月ごろ、男子生徒を下校のバスに乗車させようとしたところ「ふざけた」という理由で平手でたたく体罰を加えていた。生徒らにけがはなかった。