新たな鉄道車両の防犯カメラ設置義務に専門家ら反発で議論難航

鉄道での襲撃事件を受け、国が鉄道事業者に対し、新たな車両を導入する際、
防犯カメラの設置を義務づける方針を示しているのに対し、
専門家などからは、設置ありきで対策が進めらることへの反発や、
防犯カメラの効果などについて疑問の声が相次いでいて、議論が難航しています。

専門家などからは、小田急線の事件は車両に最新のカメラが設置されていたにも関わらず防げなかったとして、
「安全は、車両にカメラをつければ担保できるというものではない。
カメラの設置ありきで対策が進むのはどうなのか」、
「防犯カメラの抑止効果もいまいちわからない」といった意見が出るなど実効性への疑問が示されました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220625/k10013687751000.html