出水市の小学生が24日、コメ作りの大敵、ジャンボタニシのワナ作りを体験した。タニシはワナにかかったのでしょうか?
 出水市の蕨島小学校では毎年、授業の一環で地元の田んぼを借りて全校児童が田植えに挑戦している。これまで以上に環境教育に力を入れている今年は、水田に食害をもたらすジャンボタニシの駆除について学ぶ。ジャンボタニシをおびき寄せるべく、酒かすとぬかを練ったものをワナに忍ばせる。そして、ワナを設置すると‥。早速、ジャンボタニシがワナにかかった。
 ワナを仕掛けた児童は「嬉しいです。罠がすごく役に立つと思った」と話した。
 次々と捕まるタニシ。その数なんと159!子供たちは楽しみながら学んでいた。
 児童は「(ジャンボタニシが駆除できて)農家の人のためになったらおいしいお米ができるので嬉しい」と感想を述べた。
 蕨島小学校の石原近子校長は「楽しそうにいきいきと活動していた。これから子供たちも環境を考えながら自然を守ること、自分ができることを考えて行動できる力がつけられたら」と力を込めた。
 蕨島小学校では年間を通して自然や環境について学んでいくという。

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