「今年こそは海外に」…ウォン安・物価高であきらめる韓国人続出
https://news.yahoo.co.jp/articles/c61d38569b03fe0aba43d9a1375e1154f9e156fe

 ソウル市内の中小企業に通うAさん(51)は今年の夏休みに妻・娘と一緒に3年ぶりに海外旅行で米国へ行こうとしたが、先日これをあきらめた。物価上昇で飛行機のチケット代やレンタカーのガソリン代などが上がったうえに、為替レートまで1ドル=1300ウォン(約136円)を超え、負担が重くなりすぎたためだ。Aさんは「数年前、米国に駐在していた時、ガソリンは安くて1ガロン(3.78リットル)2ドル(現在のレートで約270円)前後だったが、最近は5ドル(約675円)まで上がった」「残念だが国内旅行で満足するつもりだ」と語った。

 ドル対ウォンの為替レートが2009年以来、13年ぶりとなる1ドル=1300ウォンのドル高ウォン安になったのを受け、夏休みを前に海外旅行や海外研修などを計画していた人々を直撃している。