まあ、音楽理論も大事だけど、一番重要なのはハートよ
『感じられるか、どうか』
これは全ての事象に言える
パッションが無いただの蘊蓄はスノビズムそのものであり、ちんこのない男性器のようなものだ
お前らはブラームスのヴァイオリン協奏曲から何を感じ取る?
或いはフォーレのレクイエムから
モーツァルトのジュピターから

音楽をただ理論として知るなら、誰にだってできる
しかしそれを完全に感じ取るというのは、極一部の限られた属性にいる人間だけだ
そして、そういう連中こそ偉大な作曲家となりうる

バッハのマタイ受難曲を聴いて、何も感じ取れないなら、そいつはもうしんでいるということだ
お勉強じゃないんだよ、芸術ってのはな

だから音楽理論突き詰めました形の奴から漂う死臭というのは尋常ないのよね
ジミヘンのエピソードが分かりやすいだろう
ジミヘンはロック史上最も偉大なギタリストだが、霊感の人でもあった
マイルスがそのジミヘンに惚れて彼とセッションしようとしたが、
ジミヘンは音楽理論に疎いことを知った
しかし、それと同時に全ての音を外さない天才的センスの持ち主であると悟るのだよ
そう、それこそが音楽にとって最も必要なエッセンスだ
理屈じゃねーんだよ。感じ取れなきゃ何も意味ねーんだよ
要はエクスタシーを感じるためのものである、芸術というのはね
ちんこびんびんにさせるためのものだ(そういう意味でワグナーで勃起するという比喩は正しい)
音楽はシャーマンにならないといけない。アカデミズムでは到底解明できない所になければならない