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にじさんじ所属の作家VTuber「来栖夏芽」 続編短編集が刊行決定

にじさんじに所属するバーチャルYouTuber(VTuber)の来栖夏芽さんが、著書であるライト文芸『人外教室の人間嫌い教師』の続編『人外教室の人間嫌い教師2 ヒトマ先生、私たちの希望を見つけてくれますか……?』を8月25日(木)に発売すると、自身のYouTubeチャンネルで発表した。

定価は1430円(税込)で現在予約受付中(Amazonは6月25日以降)。これに伴い、公式サイトも開設され、各種特典も掲載されている。

来栖夏芽のライト文芸『人外教室の人間嫌い教師』
『人外教室の人間嫌い教師』は、来栖夏芽さんが2022年2月にKADOKAWA・MF文庫Jから刊行したライト文芸。

2021年12月にMF文庫Jで刊行することが発表され予約が殺到。あまりの予約の多さに初版を増冊、強い人気によって発売序盤から、3版まで増販が発表された人気作だ。

作者である来栖夏芽さんは、普段ゲーム実況や雑談、歌枠や弾き語り配信などを中心に活動するVTuber。本作は来栖夏芽さんがゲーム『Minecraft(マインクラフト)』で短編小説を執筆していた様子を、現在の担当編集者が視聴したことをきっかけにオファーされ、1作目の刊行が実現した。

1作目はタイトルにもあるように、人間関係に不安を抱える人間のニート・人間零(ひとま・れい)が、山中にある人外が人間になることを目指して通う学校に通う物語。

登場する生徒たちは人魚族、人狼、ウサギ、鳥と動物、妖怪(怪異)と個性豊か。性格も千差万別で「人間を目指す」という目標を掲げた人外ならではの人間模様を楽しめる一作となっている。

続編には新キャラ、にじさんじライバーたちも協力
YouTubeでの配信によれば、続編『人外教室の人間嫌い教師2 ヒトマ先生、私たちの希望を見つけてくれますか……?』では、新たにドラゴン族、ねずみ、黒猫の3人をクラスに迎えることからストーリーを展開する模様だ。

今作も前作に引き続き、短編集として刊行予定。今回も小説は、にじさんじ所属のライバーに提供されたお題(三題噺)に基づいて執筆を行っている。

お題を提供したのはにじさんじの戌亥とこさん、えるさん、椎名唯華さん、シェリン・バーガンディさん、健屋花那さん、花畑チャイカさん、レオス・ヴィンセントさん。

なお前作に引き続き、本編と表紙イラストを担当するのはにじさんじ・西園チグサさんのキャラクターデザインも手掛けた泉彩さんだ。

KADOKAWAといえば、発表と同日に行われた株主総会で積極的にVTuberへの取り組みを行う旨を述べていたばかり。『人外教室の人間嫌い教師』以外にもVTuber関連の企画・展開が登場するかもしれない。
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