「マスク外せない」職業ドライバー襲う熱中症リスク 猛暑でも外すことを許さない“圧力”

物流、旅客など交通インフラの関係者は、マスクを外している人はほとんどいません。直射日光が照り返す屋外作業でも、1人で運転するドライバーでも、マスクが外せない理由があります。

 宅配ドライバーは、置かれている現状をこう話します。

「感染症対策でのマスク着用義務がそのまま続いている。冷感グッズや塩飴の配布はあるが、基本的にはマスク。しなくてもいい目安が会社的に明確ではない。少ないが配達中に熱中症で倒れる人もいる」

ある契約配達員はこう話します。

「対面でマスクをしていなければアウト。運転中でも〇〇(ドライバー名)はマスクをしていない、と苦情が入ったら個人的に注意。それが何度も続いたら、委託契約が打ち切られるほどの問題になりかねない」

https://news.yahoo.co.jp/articles/6a1ecb43993c80f726617bb4d9babaa514f3f3a8