民主主義は政治体制の仕組み
独裁、封建主義、君主制などと比較されるもの
民主主義は民衆が主権を持ち、話し合いの上で満場一致で方針を決めることを目指すもの
満場一致にならなかった場合は多数決となるため、事実上、多数決が民主主義と言われることもある

共産主義は経済の仕組み
資本主義、新自由主義、社会主義などと比較されるもの
財産を共有し、平等な社会を目指すという思想
その前段階として社会主義があり、国家が財産を管理して分配を行ない平等を作り出そうとする

資本主義は個人が財産を所有して運用し、個々人が自由な経済活動を行なう、というもの

年金や健康保険といった社会保障・福祉制度は社会主義的な施策で、現在のほとんどの国家は資本主義と社会主義の両方を組み込んだものとも言える
「より自由な経済」を目指す思想は新自由主義、「より管理された経済」を目指すものは社会主義と呼ばれたりする