完全肉食であるネコがマタタビを嗜む理由が最新の研究で明らかに [762190804]
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ネコのマタタビ反応の謎を解く 第2弾! ~完全肉食のネコがマタタビを舐めたり噛んだりする理由が明らかに~
国立大学法人 岩手大学は、国立大学法人東海国立大学機構 名古屋大学、英国リバプール大学との共同研究で、ネコのマタタビ反応に特徴的なしぐさとして見られる葉を舐めたり噛んだりする行動には、マタタビに対するネコの反応性を増大させる効果があり、マタタビの持つ蚊の忌避活性も強めることを解明しました。これは岩手大学宮崎雅雄教授、同大上野山怜子大学院生、名古屋大学西川俊夫教授、リバプール大学ジェーンハースト教授らのグループによる研究成果です。
ネコはマタタビを見つけると、葉を舐めたり噛んだり、葉に顔や頭をこすり付けたり、葉の上でゴロゴロ転がる、といった特徴的な行動を示します。これはマタタビ反応といわれ、1950 年代にネコがマタタビラクトンと呼ばれる複数の化学成分を嗅ぐと起きる現象と報告されていました。研究グループは、昨年、マタタビ反応を誘起する強力な活性物質として新たにネペタラクトールを発見し、これに蚊の忌避効果があることも突き止め、マタタビ反応をしたネコは蚊に刺されにくくなる事を報告しました。
しかし、マタタビを食べるわけでもない肉食のネコが、なぜ反応中にしきりに葉を舐めたり噛んだりするのかが分かっていませんでした。本研究では、ネコの舐め噛みにより葉が傷つくことで、ネペタラクトールとマタタビラクトン類の放出量が増加するとともに、これらの成分の組成比も大きく変わることを見出しました。さらに、この組成比の変化により、ネコのマタタビに対する反応性および蚊に対する忌避活性が増強することも分かりました。以上の研究結果は、ネコがマタタビに含まれている蚊の忌避成分を最も効果的に利用できるように巧みに進化してきたことを示していると考えられます。
また、ネペタラクトールを活用した蚊の忌避剤開発において、蚊の忌避活性を増強するための重要な知見となることが期待されます。本研究は、Cell Press が出版する科学雑誌「iScience」に令和4年6月15日午前0時(日本時間)に電子版で公開されます。
http://imgur.com/mK86CVL.jpg
https://research-er.jp/articles/view/111677
本研究成果のポイント
ネコがマタタビを舐めたり噛んだりして傷つけると、蚊の忌避成分の放出量が増大する
マタタビが傷つくと有効成分の放出量が増大するだけでなく、その組成も変化する
この量と組成の変化に応じて、ネコは傷ついたマタタビにより強く反応するようになり、蚊の忌避効果も高まる
背景
ネコのマタタビ反応(図1)は、日本人によく知られている生物現象の一つです。1950 年代には、マタタビ(注1)からマタタビラクトン類(注2)と命名された複数の化学物質群が、ネコにマタタビ反応を誘起する成分として報告されました。ライオンなどのネコ科動物もマタタビに反応します。しかしなぜネコ科動物だけがマタタビラクトン類に反応するのか、一連の行動に何か意義はあるのかなどの謎が残されていました。そこで研究グループは、2012 年より研究を始め、昨年、新たに発見したネペタラクトールという化学物質にマタタビ反応の強力な誘起活性および蚊の忌避活性があり、マタタビ反応によってネペタラクトールが被毛に付着したネコは、蚊に刺されにくくなることを報告しました(注3)。つまりネコのマタタビ反応には、植物成分を利用した防虫行動という重要な機能があったのです。
この発見でマタタビ反応の理解が大きく進みました。しかし、疑問点はまだあります。完全肉食に進化したネコがなぜ、マタタビ反応中にしきりに葉を舐めたり噛んだりするのか、この行動にどんな意義があるのか未解明のままでした。先行研究により、ネコは葉を食べたり味わったりするためにこの行動を行っているわけではないことは分かっていました(注4)。今回、マタタビ反応の機能を全容解明するため、ネコがマタタビを舐め噛む行動について研究しました。 蚊除けなのは分かったが、あの麻薬中毒みたいなムーブの説明には足りないな >>4
マタタビを漬け込んだ酒を飲んだことはある
不味かった > マタタビラクトン
マタタビにもラクトンがあるのか
猫ちゃんがJKに寄っていく理由はここにあったのか? 蚊除けのマタタビでトリップ出来る個体だけが生き残ったんだろ 輝きガイジは別件で収監中?
動物愛護法違反には教唆とか予備ってないよね?
あんの? はやく最強の蚊取り線香作ってくれよな
耳元でぷーんされたら寝れないから もしかして女もクリ弄りまくると
免疫力高まるんじゃないのか? イッヌの食性は人間そっくりだよな
祖先の狼も雑食性向あるけどさ 東アジアにしか自生してないのにネコ科全般がマタタビに惹かれるのはおかしくね?
蚊に対する効果は副次的なものじゃね? 普通に葉物とか納豆とか食べるのに完全肉食なのか…? 犬「納豆ウマッウマッ、キャベツウマッウマッ」
もう終わりだよこの肉食獣 >蚊の忌避効果があることも突き止め、マタタビ反応をしたネコは蚊に刺されにくくなる >>32
マタタビ科植物全般に反応する。と調べたら
ネコ科動物が多いアフリカや南アジアってマタタビ科少ないんだね
実はネコ科動物が利用しすぎて淘汰されてしまったとか?
>>32
本文中より引用
「海外では西洋ハーブのキャットニップ(注5)がネコに作用する植物としてよく知られています。キャットニップは、ネペタラクトールに化学構造が似たネペタラクトンという化学物質を有効成分として放出しています。」
調べてみたらキャットニップはヨーロッパ全域、中央アジア、中東、アメリカ大陸に自生しているみたい 人にもペットにも使える防虫スプレーを作ろう
天然成分で安心って書けば売れるぞ さっき日陰で休んでる猫に近づいたらシャーっていわれた ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています