25日、20代女性のリュックにGPS機器を入れたストーカー容疑で、61歳の男が送検されました。GPSの「無断設置」による摘発は、警視庁管内で初の事例です。

■“一方的に好意”交際迫ったか…

 視線を落とし、うつむきながら歩くのは、今関尊丸容疑者。被害に遭った女性との接点は「カメラ撮影」でした。

 数年前、今関容疑者の趣味のカメラ撮影を通じて知り合った2人。警視庁によると、今関容疑者は女性に対して、一方的に好意を伝え、交際を迫っていたといいます。

 近隣住民:「ちょっと、びっくりする感じ。普通の方だった」「(Q.今関容疑者の家族構成は?)奥さんと(成人した)お子さんがいる。普通の仲良さそうな家族だった」

事件の発端は、女性が自分のリュックに身に覚えのない物を見つけたこと。大きさは、4センチから5センチほどだということです。

 警視庁によると、見つかったのは、位置情報を送信するGPS機器で、GPSと分からないよう、細工が施されていました。

 今関容疑者は、2月末に女性宅を訪れていました。そして、GPS機能を使って、72回にわたり、位置情報を確認した疑いが持たれています。

 今関容疑者は、容疑の一部を否認しています。

 今関容疑者:「リュックの中に、自分では入れていない。紛れてしまった。女性に興味があり、位置は確認した」

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