「リコーから僧侶へ」彼が驚いたお坊さんの仕事 好きになった女性がお寺の一人娘だったら!?


 好きになった女性が、お寺の一人娘だったら……!?

 機械系エンジニアとしてリコーで働いていた小路竜嗣(こうじりゅうじ)さんが26歳の人生の岐路で選んだのは、結婚を機に退職し、仏門に入ることだった。

 僧侶と聞くと、アナログな世界のイメージで、エンジニアとは対極に思える。しかし小路さんはエンジニアとしてのキャリアに完全に終止符を打つことはしなかった。現在は、善立寺(長野県塩尻市)の副住職を務めるかたわら、寺院ITアドバイザーとして活動している。

 小路さんの話を聞くと、いかなる道へ進んでも、自分の行動次第でそれまでのスキルもキャリアも無駄にならないのだとわかる。話を聞くうちに、自分の強みを最大限に活かすキャリアの歩み方が見えてきた。
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