https://news.yahoo.co.jp/articles/11f951d05efe3801bce754ef4c342650c78495f5

「少年として裁くのですか」12年前の神戸・高校生殺害事件 父親が不安な思い語る

 12年前、神戸市北区で男子高校生が殺害された事件で、去年、28歳の男が逮捕・起訴されました。男は逮捕当時17歳で検察は被告の氏名を公表していません。父親が胸の内を語りました。

 (父・堤敏さん)「(容疑者が逮捕されるまでの)この10年10ヵ月は、本当につらいものでした。なぜ息子が殺されなければならなかったのか。その原因も理由もわからない」。

 徳島市内で講演した堤敏さんの次男・将太さん(当時16)は2010年10月、神戸市北区の路上で、刃物で刺され、死亡しました。

 それから10年10ヵ月後の去年8月、愛知県豊山町に住む男(逮捕当時28)が逮捕されました。

 男は、事件当時17歳。殺人の罪で1月に起訴されましたが、裁判の日程は決まっていません。

 (堤敏さん)「(被告は)元少年とされていることで名前も顔も公表されていません。ついたてを立てた中で裁判を行い、少年として裁くのでしょうか。今はただ不安で不安で仕方がない」。

 神戸地検は、男の認否について明らかにしていません。
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