Jリーグは28日、理事会を行い、「八百長未遂」があった日本フットボールリーグ(JFL)の鈴鹿ポイントゲッターズのJリーグ準加盟に相当する「百年構想クラブ」資格を、失格処分にすることを決定した。
「百年構想クラブ」資格はJ3昇格への必須条件。来月にはJ3クラブライセンス審査が行われるため、来季の鈴鹿のJリーグ入りは厳しい状況となった。再び資格を得るには、さらに体制等を改善した上での再申請が必要となる。
今回の処分対象となったのは20年11月29日のソニー仙台戦。翌シーズン以降のJ3昇格を目指していた鈴鹿は、他のチームに昇格されることを避けるため、クラブ幹部が敗退を指示。監督、選手らは激しく反発し、実際の試合では意図的に負けた様子はなかった。
三浦監督の弟で元日本代表FWカズ(三浦知良)が在籍するチームは、現在JFLで16チーム中10位。首位から勝ち点差6の混戦状態で奮闘を続けている。
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