日本年金機構からピンク封筒が届いたら要注意!? 届くまでの流れと対処法

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日本年金機構からピンク封筒が届いたら要注意!? 届くまでの流れと対処法

国民年金は、日本国内に住む20歳以上60歳未満のすべての人が加入する公的年金制度です。

国民年金保険料は年間約20万円ですが、将来の受給額の減少や制度の持続性など、年金制度に対する不安から、できれば払いたくないと思う人がいるかもしれません。

しかし、国民年金は加入が義務付けられている強制加入の制度であり、年金保険料も納めなければなりません。

未納の状態が続くと、納付の催促のお知らせ(催告状)が何度も届くようになり、最終的に財産が差し押さえられる可能性があります。

そこで、今回は催告状が届くまでの流れと対応方法について紹介します。


納付のお知らせは段階を追って警告のレベルがアップ

保険料の未納が続いている場合、年金事務所から納付のお知らせが届くようになります。

まず、「国民年金未納保険料納付勧奨通知書(催告状)」というはがきが届きます。

これまでの納付状況が記載されており、免除・猶予制度があることや、委託事業者から納付の案内として電話・戸別訪問・文書による案内がなされることが記載されています。

未納があるという連絡程度に感じるかもしれませんが、できればこの時点で納付の必要性を認識し、収入が少ないなど事情がある場合は免除・猶予制度の利用を検討しましょう。

そして、そのまま未納の状態が続くと「特別催告状」の封書が届くようになります。

封書の色には、青色、黄色、赤色(ピンク)の3種類があり、段階的に警告のレベルがアップします。

特別催告状の文面も、強制徴収(差し押さえ)の可能性に触れるなど、警告度の高いものになっていきます。

さらに未納状態が続いた場合は「最終催告状」が届き、その後に「督促状」が送付されて、最終的に強制徴収(差し押さえ)になる可能性があります。

ピンクの封書が届くのは、すでに警告のレベルが上がった状態と考えられますので、できるかぎり早く未納の対応をしなければなりません。