https://www.teny.co.jp/nnn/sp/news114o542i8otmbwzjjac.html
新潟県妙高市で6月28日夕方から29日朝にかけて、タマネギ約260個(約2万円相当)が盗まれる被害がありました。妙高市では6月上旬にもタマネギ25個が盗まれる被害があり、警察が窃盗事件として捜査しています。
被害があったのは妙高市両善寺に住む80代の女性の畑です。
29日午前8時前、女性の息子から「タマネギから盗まれた」と警察に通報がありました。
警察によると、女性が28日午後6時頃に同じ畑で農作業しているときには異常はなかったものの、29日午前7時40分頃に畑の脇を通ったところ被害に気づいたということです。
盗まれたのは収穫前のタマネギ約260個(約2万円相当)で、女性が栽培しているタマネギの約3分の1にあたります。
タマネギを選んだような形跡はなく、畑の端からまとめて抜き取られていたといいます。
妙高市では、6月上旬にも別の畑でタマネギ25個が盗まれる被害があったばかりでした。
タマネギは全国の出荷量の約7割を占める北海道で不作となり、去年10月頃から価格が上昇しています。農林水産省が28日発表した調査結果によると、6月20日の週はタマネギの小売価格が平年に比べ約2倍となっていました。
捜査関係者は「フルーツが盗まれる被害はあるが、タマネギが盗まれる被害はこれまで聞いたことがない」と話しています。
警察は窃盗事件として捜査を進めるとともに、同じような盗難被害に注意するよう呼びかけています。