急速冷凍の技術が発達した現代では、ラーメンや丼ものの味をほとんど落とすことなく冷凍保存、流通させることができる。しかし短時間で、しかもおいしさを損なわず、商品として提供できるレベルに仕上げることは難しい。
そこで最新の冷凍技術でおいしさを保った食材を、可能な限りおいしく、しかも素早く調理して提供する技術を開発した。ここで解凍ではなく‟調理”と表現したのは、加熱する中で料理が完成するように設計されているためだ。
ライセンス生産ではなく、力の源ホールディングス自身が急速冷凍処理し、調理プロセスの細かな調整や味の確認を行ったうえでの提供予定だ。メニュー開発を終え、量産体制を整える準備を進めているという。
実際に一風堂とんこつラーメンを食べてみてみると、本家がゴーサインを出しているだけのことはある。作りたての温度感。まさにお店で出てくるラーメンそのままというイメージで出てくる。
麺の硬さやスープの濃さなどのオーダーは現時点ではできないが、調理プロセスを調整することで麺の硬さを選ぶ機能も追加可能になっていくという。そうなれば、店舗での一風堂ラーメン体験そのものを無人拠点へと広げることが可能になる。
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動画
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