レースの予想を行っている者(予想業)とネット上で接触するなど、選手自身のルールに対する理解不足により、ボートレースの信頼を失墜させたとして4カ月の出場停止処分を受けた峰竜太(37=佐賀)が、30日に開幕する、からつボートで復帰戦を迎える。
-4カ月は何をして過ごした
「体を鍛えたり、体重管理をしていましたね。あとは、家族との時間を大切にしたり、普段できないこともしました」
-出場停止処分については
「僕のプロ意識(の欠如)でしたね。ファンのために、よかれと思ってやったことでも、駄目なことがあるのは分かった」
-復帰に向けての練習は
「からつで4回、大村にも1回、行きました。不安はあったけど、1周目からターンは切れていたし、勝手に体が動いてた。18年で身につけたのものは落ちてないなと思いましたね。模擬レースでも展開も見えていたし、実力は衰えてない」
-引退を考えたことは
「昨年のグランプリの転覆(妨害失格)の時には思いましたね…。辞めろということなのかな、って。」
-求められるものも大きかった
「最高勝率とかファン投票1位の連続記録とか、気付いたら、負けちゃいけないというプレッシャーで、きつい方が多かったですね」
-ファンの存在が支えになった
「僕なんて必要とされない人間なんだろうと思ってたけど、今回はファンの人に助けられた。復帰を待ってるという言葉をたくさんもらった。4カ月で“峰ロス”になったんじゃないかな(笑い)」
-意識の変化は
「自分が好きなボートを選んだわけだし、才能のない自分を応援してくれる人がいる。これからは、ファンやボートレースに恩返しがしたい」
-からつでは、グラチャンが開催されたばかり
「自分のためにSG(開催)を取ってきてくれたのだろうし、反省しかない。この悔しさは一生忘れない」
-しばらくは一般戦回りになる
「SGでも一般戦だろうと、僕が走ることによって、売り上げが上がるレースが増えればいい」
-復帰戦への意気込みを
「もちろん、優勝をしに来てるけど、ペラだとか、やることは変わらない。平日にもかかわらず、遠くからでも見に来ると言ってくれたファンの人もいた。通算1500勝は1走目で達成して、みんなにお祝いしてもらいます!」
https://news.yahoo.co.jp/articles/a6ddeb8a81257c65369f90630fe85bfa8e7b85eb