「体冷やし」熱中症対策救急搬送、昨年の4倍
総務省消防庁によると、20~26日に熱中症で搬送された人は、昨年比で約4倍も増加した。専門家は「体が暑さに慣れていないので、体を冷やすなどの対策をしてほしい」と話している。
熱中症に詳しい群馬大大学院の鯉淵典之教授(環境生理学)は「水分補給だけではなく、しっかりと体を冷やすことが重要。
手のひらや口周りは感覚が強いので冷やすと気持ちいい」と勧め、「マスクを適宜外すことも重要だ」と述べた。
汗をかく“練習”も提案。「涼しい時間帯に軽い運動をするのも効果的。汗をかいたり、体温を下げたりするためにはエネルギーも必要なので、3食しっかり食べてほしい」と話している。
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