30日午後、北海道旭川市で、パチンコ店の駐車場の車中に10歳未満の男の子を放置したとして、20歳と19歳の両親が逮捕されました。

 保護責任者遺棄の疑いで逮捕されたのは、旭川市に住む自称・解体業の20歳の男と無職の19歳の女です。
 2人は30日、旭川市のパチンコ店の駐車場にとめた車の中に、10歳未満の長男を放置した疑いが持たれています。
 警察によりますと、30日正午すぎ、パチンコ店の客から「子どもの泣き声がする」と通報があり、駆け付けた警察官が車中の男の子を発見しました。
 30日の旭川市は、最高気温が25度の夏日でしたが、車は、窓が締め切られ、エンジンもかけられていませんでした。
 警察は、店内でパチンコをしていた2人に任意で事情を聴き、午後11時すぎ、相次いで逮捕しました。
 男の子は意識があり、命に別状はありません。
 取り調べに対して2人は、容疑を認めているということですが、警察は、何時間ぐらい長男を車中に放置したのかなど、引き続き調べをすすめています。

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