今回、ホオジロザメの惨殺と逃避が確認されたのは、南アフリカ・西ケープ州にあるガンズバイ(Gansbaai)沿岸の海域です。
ガンスバイ沿岸は、ホオジロザメに出会える場所として有名で、世界中から観光客が訪れ、ケージ・ダイビング(檻に入ってサメを間近で観察する行為)が行われてきました。
しかし2015年頃、2頭のシャチが同海域にやって来たことで、ホオジロザメの楽園は終わりを告げます。

シャチがサメやクジラを襲撃することは周知の事実ですが、この2頭の殺しのテクニックは群を抜いていました。
彼らが来て以降、ガンズバイの浜辺に、ホオジロザメの無残な死体がたびたび打ち上げられるようになったのです。
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2以降につづく