立憲民主党大阪府総支部連合会は、参院選大阪選挙区(改選数4)の確認団体のポスターで使用していた写真が、Adobeの画像提供サービス「Adobe Stock」の制限規定に抵触していたとして、2022年6月28日に公式サイト上で謝罪した。
ポスターは「速やかに撤去いたします」としている。
ポスターをめぐっては、同党の公認候補者がツイッター上に「大阪復活」と書かれたポスターを投稿したものの、使われた写真に「Adobe Stock」と書かれた透かしが入っていたため、ユーザーから指摘が相次いでいた。
■「大阪独自の政党ポスターです。いい感じでしょ?」
ポスターは立憲新顔の石田敏高氏(57)が、22年6月24日にツイッターに投稿。「大阪復活」というフレーズが大きく掲げられ、たこ焼きを手にした女性の写真と、下町の路地を映した写真が使われていた。
石田氏は「大阪独自の政党ポスターです。いい感じでしょ?」とツイートしていた。
しかし、使われた2枚の写真には、「Adobe Stock」と書かれた透かしが斜めに入っていた。写真はプレビュー用のものを使ったとみられ、ユーザーからは写真の使用ライセンスを取得していないのでは、などと疑う声が相次いでいた。
石田氏は28日にツイッターで、使用ライセンスを取得の上、ポスターはデザイン段階のものを投稿したと説明していた。
石田氏の公式サイト上でも、同様の事例が確認できた。自身が保育士の資格を取得していることを伝える箇所で、園児たちの後ろ姿が映った写真を使用していたが、ここにも「Adobe Stock」の透かしが入っていた。
そもそも規約では政党の運動への利用を禁じている
「Adobe Stock」の利用規約では、「政党やその他主義主張に基づく運動の黙示もしくは明示の支持」のために素材を用いることを禁じている。
党大阪府総支部連合会は28日、公式サイト上で「第26回参議院通常選挙大阪府選挙区の確認団体ポスターに使用した写真について、Adobe Stock制限規定抵触により、使用を中止いたしました」と報告。
「現在提示されているものにつきましては、速やかに撤去いたします」とし、「関係各位に心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。
立憲民主党大阪府総支部連合会は、参院選大阪選挙区(改選数4)の確認団体のポスターで使用していた写真が、Adobeの画像提供サービス「Adobe Stock」の制限規定に抵触していたとして、2022年6月28日に公式サイト上で謝罪した。
ポスターは「速やかに撤去いたします」としている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4e1ed396cd3088e7529cfe531d16e001b0c695e4