数学「あまり適正でない」 共通テストの難易度評価

 大学入試センターは1日までに、今年1月の大学入学共通テストに関する外部評価の結果をまとめた。過去最低の平均点だった数学1と数学1・Aの難易度は「あまり適正でない」と指摘された。センターは今後の問題作成に反映するとしている。

 平均点は数1が21.89点、数1・Aが37.96点となり、いずれも前身のセンター試験を通じて最低。高校教諭らで構成する分科会が複数の観点で外部評価を行い、「難易度」の項目では4段階評価のうち下から2番目と判定した。「計算量の多い設問もあり、時間に余裕がなくなった受験者が多かったとみられる」と分析した。センターは問題量の削減を検討する。
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