日本政府、欧州にLNGの一部を融通へ ウクライナ情勢緊迫化を受け

政府は、日本が輸入している液化天然ガス(LNG)の一部を欧州に融通する方針を固めた。ウクライナ情勢の緊迫化を受け、ロシアから欧州へのガス供給が滞った場合に備える。
米国の要請に応じる形で、異例の対応となる。9日にも表明する。LNGは長期保管に向かず、
石油のような国家備蓄はない。大手電力会社や都市ガス会社の在庫は2~3週間分ほどだ。
2月は需要も多く、政府は国内の電力やガスの供給に必要な分は確保したうえで、LNGを取引している企業などに協力を求める。融通の具体的な量や時期は今後詰める。

https://www.google.com/amp/s/www.asahi.com/amp/articles/ASQ293K65Q29ULFA00M.html