auショップ池袋東口店(東京都豊島区)には2日午後、通信障害を知らせる看板が入り口に設置され、スマートフォンを手にした客が状況確認のため、次々と足を運んだ。中には「早急に連絡をとりたい」と店の固定電話を借りる人の姿もみられた。

近くに住む女性会社員(56)は、山口県にいる母親が先週、熱中症で倒れ、携帯で連絡をとっていたという。「最初に行った別のショップでは『暑さによる故障では』といわれ、ここで初めて通信障害だと知った。
容体は落ち着いているが、もし(倒れたのが)今日だったらと思うと…」。自営業の男性(26)は「連絡はもちろん、携帯に入れているポイントカードやQR決済も使えない」と、ため息をついた。

https://www.sankei.com/article/20220702-DU5F6EXRBFN6RP3ZQ4F5WSL4F4/