京都府警京丹後署の留置場に勾留されていた60代の女性被告が脱水症状を起こし、死亡していたことが4日、捜査関係者への取材でわかった。当時、同署のエアコンは故障し、移動式のエアコンを使っていたといい、熱中症で死亡した可能性もあるという。

府警によると、被告は窃盗罪で起訴され、同署に勾留されていた。6月29日午後8時ごろに署員が声かけした際は応答があったが、30日午前7時すぎの呼びかけには応答がなく、その後に死亡が確認された。女性から基礎疾患の申告はなかったという。

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