5月平均賃金27万7016円、5か月連続で上昇…物価変動反映した実質賃金2か月連続減
2022/07/05 08:30

 厚生労働省は5日午前、5月の毎月勤労統計調査(速報)を発表した。労働者1人当たりの平均賃金を示す現金給与総額(名目賃金)は前年同月比1・0%増の27万7016円となり、5か月連続で上昇した。

 賃金の伸びに物価変動を反映した実質賃金は2か月連続で前年同月を下回り、同1・8%減だった。厚労省は「賃金の伸びが物価の伸びに追いついていない」と分析しており、物価高騰が生活を直撃している実態がデータで明らかになった。

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https://www.yomiuri.co.jp/politics/20220705-OYT1T50071/