金子恭之総務相は5日、大規模な通信障害が長時間続いたKDDIと沖縄セルラー電話について、利用者への周知と広報に問題があったとした上で、「通信事業者としての責任を十分に果たしていない」と語った。外部の有識者会議で検証するほか、両社からの正式な報告を待って監督官庁として対応を取る。

金子総務相は同日午前の閣議後会見で、「影響の大きさや、復旧作業が終了したと公表した後も音声通話が利用しづらい状況が長時間継続した」と指摘。「周知、広報については利用者目線で見て通信事業者としての責任を十分に果たしたとは言えない」と語った。

https://jp.reuters.com/article/kaneko-kddi-idJPKBN2OG028