記者、フィッシング詐欺に遭う 「もう騙されない」ための傾向と対策


コロナ禍で外出が難しくなったここ2年ほどカードの利用が増え、それに伴いフィッシング詐欺の件数も急激に増えていると、同社の広報の佐藤克哉さんも懸念する。

その言葉を裏付けるように、フィッシング対策協議会に寄せられたフィッシング報告件数は2020年5月が1万4245件だったのに対し、今年5月には8万8132件にのぼっている。

国民生活センターにも同様に相談があり、昨年度は1万2004件の相談があった。 「各年代からの相談がありますが、50代が一番多く、次に60代、そして40代と続いています。ネットショッピングはどの世代も利用していると思われますが、50、60代が多いのは顕著です」(国民生活センターの飯田周作さん) 記者は50代。一番騙されている年代だと思うと、再びショックを受けた。

どうすればフィッシング詐欺から逃れられるのか。セキュリティーの分野に詳しいITジャーナリストの三上洋さんに聞いた。 「まず、ITのリテラシーがある程度ある人が騙されやすい傾向があります。知識がない人は騙されるのを恐れて、アクションを起こさないのですが、なまじっか知識があると自分は大丈夫という過信がありますから」

まさに自分のことだとドキリとした。

「個人情報を要求するショートメールやPCのメールは仮に本物であってもリンクをクリックしないことです。必ず検索したりブックマークした公式ページで事実を確認したりしてから行動を起こすことが重要です」(三上さん)

https://news.yahoo.co.jp/articles/9fb31fb50d69dc9b026488696602fd16a37b3a2a


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