日本の街並みを再現した韓国のテーマパークが人気 映画やドラマの撮影セットを滞在型の観光施設に
日本家屋を再現した旅館や店舗が軒を連ねる異色の空間が、韓国ソウル北方の京畿道キョンギド東豆川トンドゥチョン市にある。
映画やドラマの撮影セットとして造られた「にじもりスタジオ」。昨年9月に一般向けのテーマパークとして本格オープンし、新型コロナウイルス禍で日本旅行に行けなかった韓国人らの人気を呼んでいる。(東豆川で、木下大資、写真も)
「日本の情緒が感じられて楽しい」。会場でレンタルした着物を着たソウルの20代のカップルは、コロナ前に旅行した日本の思い出を語らいながら記念撮影に興じていた。
山あいの温泉街を思わせる3.3ヘクタールの敷地に、貸衣装や土産物店、食堂、茶室などが並ぶ。韓国では2階以上の木造建築は一般的でなく、日本人の目には細部の造りにやや違和感を覚えるが、扉や障子などは日本で調達して組み込んだという。施設は今も拡張中で、今後は天守閣のある城なども建設予定だ。
日本の特定の地域をモデルにしたわけではなく、韓国人のスタッフが京都や北海道などの街並みを参考にデザインした「仮想の町」。
時代劇を多く手掛けた金在衡キムジェヒョン監督(2011年没)がロケに必要な建物を1カ所に造ろうと発案し、当初から仮設でなく滞在型の観光施設を兼ねるように計画した。地域の活性化に貢献するとして、韓国政府の支援も受けている。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/186386
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動画
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