夏のボーナスはどうだった? 満足度は「不満」が最多、使い道は?
物価の上昇が続く中、夏のボーナスはどのような使い道が多いのだろうか。白髪染め専門通販「綺和美」を運営するスリーエム(東京都千代田区)が、夏のボーナスの満足度と使い道に関する調査を実施した。その結果、満足度は「不満」が多く、使い道は「預貯金」が最も多くなった
夏のボーナスの満足度を尋ねたところ、「かなり満足」と答えた人はわずか3%で、「満足」は27%、「不満」が32%で最多となった。そのほか「かなり不満」(15%)、「ボーナスなし」(23%)だった。
ボーナスが減れば、自由に使えるお金も減ってしまうかもしれない中で、自由に使えるお金の満足度を聞いた。その結果、「かなり満足」はわずか1%で、「満足」は27%、「不満」が最も多く31%となった。
「かなり不満」(19%)、「ボーナスはなし」(22%)との結果からも、多くの人が自分で使えるお金に満足していないことがうかがえる。
約半数がボーナスは「預貯金」に
夏のボーナスの主な使い道は、46%が「預貯金」と回答した。次に多かったのが「生活費」(23%)で、同社は「どの家庭もボーナスが出たからといって特別な使い方はあまりせず、預貯金や生活費に充てる家庭が多い」と指摘する。
「預貯金」との回答が多かったが、どのくらいの割合を預貯金に回すのだろうか。「全額」と答えた人は10%で最も少なく、「6~9割」と半分以上を預貯金に回す人が最も多く37%だった。そのほかでは、「5割」(15%)、「1~4割」(14%)となった。
「預貯金はしない」(24%)と答えた人のほとんどが「ボーナスはない」と答えた人であり、ボーナス金額に差はあるものの、ほぼ全員が預貯金に回すことが見てとれる。
ボーナスの使い方で気を付けていることはあるか尋ねたところ、「日用品の買いだめをしない」「つい財布のひもが緩みがちな時期なので、クレジットカードのボーナス払いをしない」という声が寄せられた。
今回の調査は、20~50代以上の男女100人を対象にインターネットで実施した。調査期間は6月。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b656c5da2c5555fe524cd9b38a04ae2129f865a9