インフレ対策として金利引き上げを行う国が相次ぎ、世界的な景気後退の懸念から原油価格が約2カ月ぶりに1バレル=100ドルを下回りました。 ニューヨーク原油先物相場は5日、1日の清算値から10ドル以上、
急落して一時1バレル=98ドル32セントを付け、100ドルを割り込みました。 100ドルを下回るのは5月11日以来です。
世界的に景気後退が懸念され、需要が減るのではないかという観測が出て、G7(主要7カ国)が検討しているロシア産原油の取引価格に上限を設ける案など、値上がり要素もあるなかで大きく下げました。
アメリカの金融大手のアナリストが景気後退になれば原油価格は年内に1バレル=65ドルまで下落するとの予想を出すなど、需要の減退に注目が集まっています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/64c58d702523377afaa9be4151ad13d2ca3a0091