「つぎ込む時は、とことんつぎ込む」拡大する“メリハリ消費”その実態とは
物価高で節約志向が高まる一方で、あえて高価な商品を発表する企業が相次いでいます。狙いはズバリ「メリハリ消費」「つぎ込む時は、とことんつぎ込む」。その実態とは一体どんなものなのでしょうか。
イクラがたっぷり乗った軍艦巻きに、特製のタレに漬け込んだマグロ。そのお値段は…。110円の皿が2枚重なっていて220円です。
8日金曜日に発売されるのは、高額の新メニュー19種類。その皿には“自慢の寿司ネタ”とともに、コロナ禍で広まった“ある概念”が載っていました。それが…。
くら寿司・岡本浩之取締役:「お客様のメリハリ消費に対応して、ぜいたくな商品を楽しみたいというお客様のニーズに応えるのが最大の狙い」
メリハリ消費。それは日用品など日々使うモノを節約する一方で、これまで我慢してきたレジャーや外食にはしっかりつぎ込むという消費者の傾向です。
くら寿司はそんな消費者の期待に応えるため、“できたてシリーズ”と銘打ち、高額商品を一気に投入しました。
他にも揚げたてやあぶりたて。まさにでき立ての寿司がレーンを進みます。これまで110円の皿と220円の皿の割合は7:3ほどでしたが、思い切って6:4にするなど、メリハリ消費を意識し、大きくかじを切りました。
くら寿司・岡本浩之取締役:「今後もお客様ニーズの多様化にメリハリをつけて対応して参ります」
メリハリ消費は他にも…。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/2efd1d0d1c4d42659892658d3b1d0372ef2d68d9