院選長野選挙区(改選1)に自民党公認で出馬しているタレントの松山三四六氏(51)が9日、街頭演説を飯田商工会館駐車場からスタートした。 安倍晋三元首相(享年67)が遊説中に奈良市内で銃撃され、死去した事件から一夜明け、「まずは、阿部元総理、心からご冥福をお祈りいたします。願わくば、多くのご指導鞭撻(べんたつ)、お叱りをお受けしたかった、最も尊敬する政治家の先生のおひとりでございます。その願いが寸前で途絶えてしまったことに、私は昨日、自らの心持ちをどう収めればいいのか分かりませんでした」と声を震わせ、天を仰ぐような動きを見せた。 選挙戦最終日のこの日、演説を再開した松山氏は、防弾チョッキを着て防弾カバンを持った10人ほどのSPと長野県警の警察官に護衛されながら、マイクを握った。「志半ばで旅立たれた安倍先生の悲願である、日本を美しく、日本を取り戻す、国民みんなで作り上げる新しい憲法、強い国の形、国際平和…」などと呼びかけ、集まった人たちと握手していた。
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